ダメ。俺のそばにいて。
「星玲奈がお客だったら、いいのに。」
「ん?BARのこと?」
「うん。」
「えっと、15時まで暇だから、お客さんとして行こうか?」
「…そういうことじゃない。」
えええ…、ど、どういうこと…?
頭にハテナマークを浮かべたら、呆れた顔をされた。
「だから、知らない女の人なんていいから、星玲奈と話せたらいいのにって。」
そ、それって…なんか、私と話してたい、みたいに聞こえるじゃん…。
また早まった心臓の音に、ドギマギさせられる。
それなのに、本人は至って冷静。
す、ストレートすぎません!?イギリス仕立てだから!?
日本とは少し感覚違うのかな!?