認めたくないこの気持ち。
『ごめんね、勝手なお願いだけど、ちょっと、鳥羽君と2人で回りたいな。』


そう言うことか。


「全然いいよ。」


あたしは言葉にしていった。


「府川、行くよ。」


「え?!ふ、2人?!」


「野乃が・・・、鳥羽君と2人で回りたいって。」


「そ、そうか。」


「嫌ならいいよ。」


あたしはそう言った。


「嫌なわけないじゃん。」


< 15 / 22 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop