学校一の人気者に告白されました
「さっさと何か持って来い。ここは説教部屋か?ウザいんだよ」



何もできない自分に苛立つけれど、本当にどうすることもできない。



先輩の凄みに押され、あたしは後ずさった。



そしてクラスの子に引かれ裏方スペースへ移動。



「森本さん大丈夫?先輩も自分のこと棚に上げてずいぶんだよね。山下さんにはもったいないし、さっきので愛想尽きたんじゃない?」



「それは、山下さんに確認しないとわからないよ」



「そうだけどー。今そんな正論言っても仕方ないじゃない。森本さん真面目だね」



そのときまた先輩の声が響いた。



「誰か早く飲み物持って行ってよ」



女の子が、指示するとクラスの男の子が、大慌てでジュースを持って行ってる。




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