学校一の人気者に告白されました
「んー…」



渋っているうちに、オーダーが混みあってきたみたいで一気に忙しくなった。



そのまま忘れてくれたみたいで、陽向くんを呼ぶことはなかった。



お昼前だけどちょうどカフェも空いてきて、一旦離れることにした。



陽向くん、どこにいるかな。



何かお手伝いしてるときだったら邪魔しちゃうよね。



ちょっと探してみようかな。



歩いていると、誰かに声をかけられた。



「蘭ちゃん!」



「森本さーん、今から体育館寄ってかない?学園祭特別バージョンのダンスパフォーマンスがあるの」



そういえば、カフェで見かけなかった。



「どうしようかな…それにしても蘭ちゃん、ずっとどこにいたの?」



「へへー…タキくんを呼び出したの!」



「ええっ!すごーい。それで、なんて?」



蘭ちゃんはニヤニヤしている。



ってことは…。



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