学校一の人気者に告白されました
本当言うと、ダンスとかパフォーマンスとか…全然興味ないけど、蘭ちゃんが少しでも元気になるなら。



あたしじゃなんの力にもなれないってわかってる。



それでも、今は一緒にいてあげたいんだ。



体育館に移動すると、もうすでに中は人で溢れていた。



「座れるかな?」



「後ろの方ならいけるよ」



とりあえず席を探し座った。



ギャラリーはほぼ女の子。



陽向くんがこんなのに出たら、もう大騒ぎだよね。



それこそアイドルのステージのよう。



< 145 / 279 >

この作品をシェア

pagetop