学校一の人気者に告白されました
「今すぐアイツ呼ぶから待ってろ」



スマホをポケットから出しメッセージを打とうとすると…。



ガッ!!



まりあちゃんが俺の手を遮った瞬間、手からスマホが零れた。



地面に叩きつけられる俺のスマホ。



マジか…。



「きゃああっ!ごめんなさい」



慌ててスマホを拾いに行くけど、阻止して自分で拾い…恐る恐る表を向ける。



衝撃吸収のカバーつけてるし、割れてないはず…。



ホッ。



土はかなりついたけど、ひび割れもなく無事っぽい。



「大丈夫なの?壊れてない?」



「あー、平気……っ」



電源入らねーぞ。



おいこら!



動け、俺のスマホ。



< 165 / 279 >

この作品をシェア

pagetop