学校一の人気者に告白されました
ユウナちゃんとのことも、サラッとお願いすれば案外早く解決したのかも。



ガチャッ!



屋上の扉が勢い良く開いた。



「千衣!」



「陽向…くん」



今ごろ来るなんてー、遅いよ!



怒ってる?



泣きそう?



ううん…嬉しくて仕方がない。



これはきっと放置プレイ。



なのに焦った顔の陽向くんがあたしの元へダッシュしてきた。



「ばか!なんでずっといるんだよ」



怒ってるの?



会うなりバカとか最高に口が悪い。



でもね、嬉しくって笑顔になるの。



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