学校一の人気者に告白されました
「今日みたいなこと…もう、しちゃダメ。陽向くんはあたしのなんだから…」



すっごく恥ずかしいこと、今言ったよね??



頭ではわかってるけど止まらない。



「うん…わかった…」



「わかってない。また…他の子と仲良くするんでしょ?」



「そうかも…それでも、千衣がいたら気が引き締まるしきっとしない」



「ずるいよ…あたしがいないときも、しっかりして欲しい」



「そうだな」



にっこり笑ってるけど、その笑顔を簡単に見せちゃうから他の子だって気を許してるって思うんだよ。



「…怪しい」



「ははっ。それでも…こーいうことするのは、千衣だけ」



陽向くんがあたしの耳元に口を寄せ、そっと囁く。



…と思ったら、耳にチュッとキスをされた。



くすぐったくて身を捩る。



「ひゃっ…陽向くん何するの?!」



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