学校一の人気者に告白されました
「密会って大げさ~!知らないの?陽向くんと森本さんって、家が近いんだよね。幼なじみってやつ?中学の頃もちょくちょく話してたじゃんね」
同じ中学の女の子がそう言ったことで、リーダー格の男の子も納得したようだった。
「へー、そうなのか。幼なじみ!家帰ったらお互いの部屋行き来したり?」
「そっ…そういうのは、いつの間にかないかな…」
「って、あったんだー!きゃ~、陽向くんって家ではどんな感じ?」
女の子たちが興味津々に聞いてくる。
「あのまま…だよ」
スキンシップ多めで、他人との境界線がなくて…人の懐に入るのが上手い。
けど、それが災いして…。
ある時、陽向くんを閉め出したことを思いだした。
そうだ、あの日から…陽向くんはあたしの部屋に来なくなったんだ。
同じ中学の女の子がそう言ったことで、リーダー格の男の子も納得したようだった。
「へー、そうなのか。幼なじみ!家帰ったらお互いの部屋行き来したり?」
「そっ…そういうのは、いつの間にかないかな…」
「って、あったんだー!きゃ~、陽向くんって家ではどんな感じ?」
女の子たちが興味津々に聞いてくる。
「あのまま…だよ」
スキンシップ多めで、他人との境界線がなくて…人の懐に入るのが上手い。
けど、それが災いして…。
ある時、陽向くんを閉め出したことを思いだした。
そうだ、あの日から…陽向くんはあたしの部屋に来なくなったんだ。