魔法界の魔法使いには人間界の魔法使いに負ける落第生がいます
「は?」

「え?」

ポカーンと、間抜けな顔で間抜けな声を出すふたり

「だから、あの廊下には以後絶対通っちゃダメだってさ。大人以外」

二人の口は半開き

あはは・・・・・・ま、そだよね

「ここで待機しとけだってさ」

「ふ、ふーん・・・・・・」

あれ?美里の様子がなんか変・・・・・・声が震えてますぞ?

「どしたの?」

「い、いやなんでもねぇ」

ぷいっとそっぽを向いた美里

ははーん

「お化けが怖いのか?」

「そ、そんなわけねえだろ!」

顔を赤くして叫ぶ美里

怖いんだね・・・・・・まあ、本物だからわからないこともないけどさ

あはは・・・・・・













しかし

これで終わりではなかったのであった・・・・・・

















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