魔法界の魔法使いには人間界の魔法使いに負ける落第生がいます
おそらく、全てのパソコンをまとめて見ることが出来るやつだな。学校では先生が扱うやつか

などと、一通り分析(?)をしてから三人がいないか確認をする

机の下、カーテンの影、椅子の間など、子供が入れそうなところを見て回ったが、いない

まあ、初っ端から見つけれたら楽だけどね・・・・・・

そう思って、帰り際にもう一度見回してから部屋を出た

コンピューター室では収穫なしか・・・・・・そういえば、一つだけパソコンの電源ついてたな。消し忘れたのかな?

「次は・・・・・・図書室か」

順に見て回るとすれば、次は図書室

これは敷地面積が広すぎて、見てるこっちが飽きそうになるのだが、仕方ない

にしても・・・・・・三人はあたしが───だれか人が来たことくらいわかるはずなのに、何故姿を見せないのかな?

そう考えながら、図書室へと入る

流石にここは、電気を付けなければ広すぎて光が届かないので、魔法は外側に扇状に向けて外に光が届くようにしてから電気をつける

ドアの近くにスイッチがあって助かった・・・・・・

にしても、コンピューター室といい図書室といい、鍵閉めないのかな?不用心だなぁ

なんて思いながら、本棚が幾つも見える部屋の中を見回した

木製の本棚には、本がこれでもかと思うほどぎっしりと詰みこまれていた

流石に本と棚との間に滑り込んで隠れる・・・・・・っていうのは出来ないわな

何列にも立てられた本棚の間を抜けていく

入口近くには貸出するために設けられた机とパソコンがあった。もちろん、バーコードを読み取るアレも

ピって音が鳴るやつ。バーコードを読み取った時にさ

わかる?レジとかにあるよね
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