魔法界の魔法使いには人間界の魔法使いに負ける落第生がいます
「これで魔法については一通り説明が終わったよね。で、次は自然系、潜在能力系、特別系について説明するね」

「はーい」

「自然系は、朝話した通り火や水、氷や風、他にも葉などの人工的に創られなくとも存在するものを言う」

あれ、話したことのない男子さんが発言してる・・・・・・

なんか、みんなフレンドリーだね!

「潜在能力系は、聖理奈みたいに心を読む読心術、ものを浮かせたり透視をしたりすることができる人のことだよ」

前に座っている大人しそうな女の子が発言。

可愛いっ♡

「特別系は、自然系、潜在能力系列から魔力が高い人と成績優秀者の人が選ばれる」

あ、あの言葉遣いがちょっとだけ男の子っぽい女の子だ!確か、美里だっけ?

相変わらずですなー

「まあ、これで十分かな。あとは慣れで!」

「な、慣れっ?!」

なんか、この発言聞いたことあるよーな・・・・・・

「あ、先生一つ質問!」

「ほい、なに?」

「特別系って、何人いるんですか?」

「えーっと、このクラスは三人だね。聖理奈ちゃんと美里ちゃんと悠くんの三人」

「えっ、聖理奈特別系?!」

「そうだけど・・・・・・」

道理で魔力が高いわけだ

「ってことは、美里も?」

「そ。あたしは特別系」

「へえぇぇぇえええぇぇ・・・・・・」

ヤバ・・・・・・

「でもって、彩音ちゃんもね」

「へっ?」
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