魔法界の魔法使いには人間界の魔法使いに負ける落第生がいます
「で?どこにあるの?」
「言ったでしょ。学園長室の隣よ。暫く歩・・・・・・」
「・・・・・・イヤ」
「却下よ」
「歩きたくない・・・・・・」
「頑張りなさい。毎週集まるんだから」
「なんでぇ・・・・・・」
「だって、部活扱いだもの」
「マジか」
「本当よ」
ようやく人混みをかき分けて2人で体育館から脱出したのに
それだけでもめっちゃ疲れたのに
まだ歩くんかい!
死ぬよ、これ・・・・・・
「さあ、歩いた歩いた」
「はぁい・・・・・・」
「ぜえ・・・・・・ぜえ・・・・・・」
「大丈夫?彩音」
「だいじょばない」
「よね・・・・・・」
つ、疲れたぁ
歩いただけなのにな
「ここよ。特別室」
「ここぉ?」
歩いて10分ほどのところにある、大きな部屋
黒塗りのドアに堂々と"特別室"と書かれたプレートがかかっているので間違いない
コンコン
「こんにちは」
聖理奈がノックしてドアを開けた
「よっ、聖理奈」
「紅梨先輩、こんにちは」
「あら?後ろの子は?」
「転校生の神田彩音さんです」
「は、はじめまして」
中には5人ほどの先輩らしき人がソファに座っていた
女子2人、男子3人
あたし達は、室内に入る
ひ、広ー
「はじめまして。あたしは紅梨。結界の園田紅梨(Sonoda Akari)よ。中等部三年」
ソファに座っていた一人の先輩がこちら側に歩いてきた
綺麗な人だなー
この学園、綺麗な人が多いよね
「言ったでしょ。学園長室の隣よ。暫く歩・・・・・・」
「・・・・・・イヤ」
「却下よ」
「歩きたくない・・・・・・」
「頑張りなさい。毎週集まるんだから」
「なんでぇ・・・・・・」
「だって、部活扱いだもの」
「マジか」
「本当よ」
ようやく人混みをかき分けて2人で体育館から脱出したのに
それだけでもめっちゃ疲れたのに
まだ歩くんかい!
死ぬよ、これ・・・・・・
「さあ、歩いた歩いた」
「はぁい・・・・・・」
「ぜえ・・・・・・ぜえ・・・・・・」
「大丈夫?彩音」
「だいじょばない」
「よね・・・・・・」
つ、疲れたぁ
歩いただけなのにな
「ここよ。特別室」
「ここぉ?」
歩いて10分ほどのところにある、大きな部屋
黒塗りのドアに堂々と"特別室"と書かれたプレートがかかっているので間違いない
コンコン
「こんにちは」
聖理奈がノックしてドアを開けた
「よっ、聖理奈」
「紅梨先輩、こんにちは」
「あら?後ろの子は?」
「転校生の神田彩音さんです」
「は、はじめまして」
中には5人ほどの先輩らしき人がソファに座っていた
女子2人、男子3人
あたし達は、室内に入る
ひ、広ー
「はじめまして。あたしは紅梨。結界の園田紅梨(Sonoda Akari)よ。中等部三年」
ソファに座っていた一人の先輩がこちら側に歩いてきた
綺麗な人だなー
この学園、綺麗な人が多いよね