魔法界の魔法使いには人間界の魔法使いに負ける落第生がいます

〜彩音 side〜

はじめまして!彩音です!

魔法界から旅立って数日

人間界の魔法学園に到着したーっ!

「うーん、気持ちいい!」

朝早くから学校に来いってわけじゃないよ?(只今の時刻AM:5:30)

ただ、学園長に挨拶をしないと!だって今日・・・・・・

始業式だから!

人間界にある唯一の魔法学園、優鈴学園(ゆうりんがくえん)

そこで学べと言われてしまいまして・・・・・・

ま、仕方ないんだけどネ

勉強の方はそこそこ出来るんだけどね

実技がヤバイのなんのって

魔力はまああるわけ。家でもおじいちゃん、お兄ちゃん、その次だったし!しかも魔法界の学園の中ではNo.1だったし!

でもねぇ

制御が難しいというか・・・・・・こう、魔力のコントロールが出来なくてさ

神級魔法の呪文を唱えても初級魔法が出ちゃったりとか

初級魔法の呪文を唱えたら神級魔法を出しちゃったりとか

魔力量は十分なんだよ?

でも、おじいちゃんが言うに「魔力コントロールが出来なければ対戦時に勝てん!」ってことらしく

あの人間界の男の子にも負けちゃったしね・・・・・・

だからっ!

実技の能力を十分に身につけて魔法界に帰る!

そして見せつけてやる!

ってことでして

フツーに来ましたぁ!

「ここが、優鈴学園かぁ」

敷地広っ!

門高っ!

校舎デカっ!

流石は唯一の魔法学園・・・・・・スケールが大きい

えーと、確かここに学生証をスキャンすればいいんだっけ?
< 4 / 196 >

この作品をシェア

pagetop