魔法界の魔法使いには人間界の魔法使いに負ける落第生がいます
美里と和
魔法学、終礼が終わり放課後。あふたーすくーる!

そう!つまり・・・・・・

和さんと美里の関係を知る時間

特別系は、毎日特別室で集まるけど、今日は先輩達に用事があるらしく、今日はなし

つまり、特別室はもぬけの殻ってわけ

なので!

だぁれもこないあの場所で、あたしと聖理奈は美里と和さんの二人についてお話するのだ!

「いいわ、入って」

特別室の前に来て、聖理奈が鍵でドアを開けた

「あ、ありがと」

ぎこちなく中に入る

この前ぶりの特別室は、当たり前だけど何一つ変わってない

とりあえず、あたしたちはソファに座った

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

沈黙が流れる

うう・・・・・・

「あ、あのさ」

「ん?」

「その、和さんって、誰?」

ストレートに聞く。遠まわしに聞いたところで、だし

ふうと、聖理奈は軽く息をついて、話し出した

「和さん・・・・・・和先輩は、美里のお姉さん。年で言うなら、弥生先輩と同じね」

「美里の、お姉さん?」

今日の朝、「お姉さんがいる」っていうのは、やっぱり和さんのことだったんだ

「でも、彼女は数年前・・・・・・囚われてしまった」

「囚われ・・・・・・?何に?」

「あの森に───ライサの森には、伝説があるのよ。ここは話していた方がいいわね」

伝説を───死の魔女伝説を語り出す聖理奈

ここは、ちょっとカットさせていただきます

「───というわけね」

「へぇ」

「そのライサは、まだ実在するの」

「ふぅん・・・・・・ん?」

ん?なんと言いました、今

ライサは、実在する?

「はあぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁ????!」

「うるさいわよ」

「あっ、ごめん」
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