恋愛依存から抜け出せないアラサーの暴露
ネットといえど、私が初めてインターネットと触れ合ったのは小学生の時だ。実家のパソコンだった。
個人で制限なくネットが使えるようになったのは確か高校2年くらいからだったと思う。
某ゲームサイトにプロフィールを登録して、ネット上だけで会話ができる。
引きこもり始めた私にとって唯一の人との交流の場だった。
当時は知らなかったが、出会い厨という言葉がある。自分が出会い厨であることに気付いたのはさらに数年経ってからだった。
今ではどこのサイトも規制がかかって簡単にアドレス送信などできないようにされているが、当時はガバガバだった。
高校の時同級生に、常に彼氏がいる子がいた。その子は、ネットでいつも彼氏を作っているという。当時の私はその子に憧れた。
カップル用の待受にしたり、カップル用のプリクラなどを持っていて、本当に羨ましかったのを覚えている。
その子からの影響もあり、私は、彼氏はネットで作ればいいんだと思い込んでしまった。
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