かけがえのない人


「愛結、2年生になっても図書室いくの?」

「うん。そのつもり」

「そっかー、じゃあやっぱり一緒には帰れないんだね」

そういってすこし寂しそうにする美波。


「ごめんね」

「ううん、大丈夫。じゃあまた明日ね!」

「うん、またね」

美波とバイバイしてわたしはそのまま図書室に向かう。

美波にはなんで図書室にいっているのかは話してはない。


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