かけがえのない人


「愛結は?」

「わたしは、本を読みに」

「へぇ、文学少女なんだ?」

「い、いやそういうわけじゃないんだけど・・・」

「ふーん?ま、いいけど」

納得していない様子の航だったけど、明らかにわたしが答えづらそうにしたのをみて話を切り上げてくれた。

性格は優しいし、顔もモデルさんかなってくらい整っていて身長も高くて、これはもてるはずだと納得した。


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