かけがえのない人
1章

図書室



~♪

目覚ましでセットしている音楽が流れてわたしはベッドから起き上がる。


そうして机の棚に置いてある本に目を向ける。


それがもういつもの習慣のようになっていた。


それをみると心がずしんと重くなって朝から気分はよくないのだけれど、それでもわたしはこの本をしまうことはできずにいる。



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