暴走族の相談役は私
私は、なんの防御も取れず床に叩きつけられる。

痛い。

「やっ、やめて!!!」

お姫様、入ってくるの遅いよ。

おんなじ空間にいるんだから早めにきてよ。

「夢、お前こいつに虐められてんだろ」

なにそれ?どーいうこと。?

私は痛みで身体が動かせない。

「私、虐めてません」

痛みを堪え、精一杯声を出す。

「嘘をつくな。」

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