暴走族の相談役は私
「これ以上、姫に迷惑を掛けたくないんだ」

姫さんの敵を増やしたくないと。

「いいよ。明日から実行したらいい?」

メモを残そうとスマホを取り出す。

「うん。明日から1週間、その間になんとかするから」

悠人が真剣に頼むのって新鮮。

私は、1週間の予定に悠人の仮彼女と打ち込んだ。

「私これから用事あるから。今日の夜メールする」



私は扉を開こうとドアに近づく。


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