暴走族の相談役は私
「はーい!」

聞き覚えのある声。

「おぉー、やっぱ皆髪の毛派手だなぁ!」

大声をあげ入ってきたのは、龍。

「うるさいですよ」

そのあとから、雷、夜、結斗と入ってきた。

「えっ」

まさかの4人全員が同じクラス。

思いがけない展開に声が出た。

「ぁぁ!冬華ちゃんいるじゃーん!」

結斗が私を指差して龍に告げる。

「おっ!ラッキー!おんなじクラスじゃん!」

そういうと、私に手を振ってきた。

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