【完】君にはまだ内緒
体が持たないときが何回もあった。
でも、瑠菜とはるかと遊ぶためになんとか頑張った。
そんなある日、私は寝坊をして電車を逃してしまった。
いつものに乗れなくて機嫌が悪かった。
次に来た電車にとぼとぼと乗った。
普段、乗らない時間に乗ったからか、空気が違った気がした。
……気のせいか……。
私の高校まであと3駅。
いつもなら誰も乗って来ないけど、今日は違った。
……人、多いな……。