太陽に照らされて〜キミと掴んだ光〜
正門は道場と反対側にあるから、すごく遠くて辛い。

すれ違う誰もが、大変そうだなという目で見てくる。


やっとの事で正門に着くと、既に彼女が待っていた。
気づいてこちらへ駆けてくる。

「美緒、待った?」

「ううん。あたしも今来たとこ」

「そうか、よかった」

2人並んで歩き出す。
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