太陽に照らされて〜キミと掴んだ光〜
剣斗が試合をしている。

俺は面をつけて、出番を待っていた。

そんな俺に、野嶋先輩が

「長谷川、お前の相手の吉良(きら)は確かに強い。でも、十分にチャンスはある。じっくりやるんだ」

と言った。


「おいっ、見ろよ!」

横井先輩の声で振り返ると、剣斗が一本取っていた。

その後は両者とも一歩も譲らず、試合が終わった。

1本勝ち。

いよいよ、俺の番だ。
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