太陽に照らされて〜キミと掴んだ光〜
「なぁ、美緒」

「何?」

「明日、俺ん家来いよ」

言うと、彼女は驚いた顔をした。

「俺の親がさ、お前に会いたがってんだよ」

立ち止まった。

「なんか恥ずかしいなぁ」

彼女が頬を赤らめる。

「大丈夫だよ、美緒なら」




再び歩き出す。

それから、他愛もない事を話して、笑った。

あっという間に、彼女の家に着いた。
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