太陽に照らされて〜キミと掴んだ光〜
俺は、試合場に入った。

相手の大将は、太からず細からず、背も高からず低からずの、中肉中背の選手だった。

しかし剣道は、こういう選手の方が侮れないのだ。


蹲踞の姿勢といい、始めの気勢といい、今までの相手と違うものを、韮崎第二の大将・川合は持っていた。
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