太陽に照らされて〜キミと掴んだ光〜
湯船に浸かり、身体を温める。

疲れ切った身体は、少しずつ、少しずつほぐれていく。


浴室を出た俺は、リビングへ向かった。

そこでは、美緒が夕食の準備をしてくれていた。

「ありがとう」

そう言いつつ、食卓についた。



「明日、行きたいとこ思いついた?」

「んんー、そうだねぇ。あの子達は夏休みだし、遊園地とか連れて行ったらどうかな?」

俺たちには、もうじき5歳になる娘と、3歳の息子がいる。

最近、あまり遊んでやれていなかったなと思った。

「そうだな。そうしよう」


俺たちは決めて、午前1時に布団に入った。
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