白蓮と謎の少女

?「あ、あの!」

ん?考えてたら、前の席の女の子が話しかけてきたよ。
えーと、確かこの子は、白蓮総長の彼女&婚約者で、白蓮の姫の子だっけ?名前は、忘れたけど…まぁ、いいや。

紗「えーと、何か用?」

?「え、えと。その、あの、」

祐「さっちゃん」

紗「ん?なぁに?」コテン

祐「///あ、えと。ぼ、僕達の事知ってる?」コテン

わぉ。顔真っ赤!可愛い!!コテンだってコテンすっごい可愛い〜!(や、やべぇ。めっちゃ可愛いすぎだろ!byクラスメイト)

紗「んー?白蓮の幹部以上と姫ってことでしょ?」

祐「うん」

?「やっぱり。知ってるんですね。」

紗「うん。まぁね。」

?「お前、俺らを見てキャーキャー言わねぇんだな。」

キャーキャーねぇ

紗「言わなきゃいけないの?」

?「いや、そういう訳では無い」

んーこいつが、総長か。

?「ね、ねぇ。えと、白蓮のこと興味ないの?」

あ、さっきの女の子だ。

紗「んーとね。白蓮には、興味ない。祐ちゃんには、興味あるけど。ふふ」

祐「え。」

あーもう、めっちゃ可愛い!

?「え、興味ないの?じゃあ、姫の座も?」

紗「え、うん。姫とか、面倒なだけだからね。面倒な事は嫌いだから。」

面白いことは、好きだけど。

祐「さっちゃんは、族とか興味無いもんね。それに、さっちゃんは、僕の姫だから…」

めっちゃ嬉しいこと言ってくれたー!
今なら死ねるよ。死なないけど。

?「そうなんですか。」

?「へぇー。んじゃこいつなら大丈夫なんじゃね?」

んー何かうざいなぁ。
ていうか、この教室から出たい。
うん、出よう。

ガタッ

祐「さっちゃん?どこいくの?」

紗「ん?てきとーにサボる。このままじゃ、授業出ないと行けなくなるからね。」

?「そうですか。ですが、転校初日からサボるのはどうかと思いますよ?」

紗「確かにそうだけど。この学校は、成績さえ良ければいいんでしょ?」

?「あぁ」

紗「なら、いいじゃん。それに、どーせ君たちもサボるんでしょ?」

祐「うん。サボる。」

?「でも、大丈夫なの?成績」

紗「ん?あーだいじょーぶ。テストには、自信あるし。」

どーせ簡単でしょ。
一応大学卒業してるんだし?

祐「さっちゃん頭いいもんね。ぷくぅ」

キャーほっぺた膨らませてちょーかわいい!
やばい!そっぽ向いてるし!まじ可愛い〜

紗「ゆーうーちゃん!ギュー」

祐「え!!さ、さっちゃん!?」

紗「可愛いすぎ!!もー我慢出来なくて抱きついちゃったよ!ふふ、心配せずとも、勉強教えてあげる!」

祐「本当に?」

紗「うん!私が、祐ちゃんに嘘つくはずないでしょ!」

まぁ、祐ちゃん以外には、嘘つくかもだけど…
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