クズでも愛してる
出逢い
いつものように学校にバイトに遊びに多忙な毎日を
過ごしていたある日。
亜里沙『じゃぁ、二人ともバイト頑張ってね!』
紗羅『ありがと!気をつけて帰りなね〜』
唯『ぢゃぁな〜』
いつもの駅で亜里沙と別れて
私と唯はバイトに行く。
唯『今日さ、そういえばハル店来るってよー』
紗羅『へぇーへぇー、そーかい、よかったな〜笑』
唯『いやいや、なんか誰か連れて来るってよ〜』
紗羅『ハル先輩のツレ?出逢いになんねーよ(笑)』
ハルとは唯の彼氏でうちらの地元じゃ有名なやんちゃな先輩でたまにフラ〜っと店に来る。
二人はもう2年くらい付き合ってるせいか
夫婦みたいだ(笑)
おかげさまで私と亜里沙は妹のように
可愛がってもらってる。
ボーイ『いらっしゃいませ〜』
平日の夜ってのもあって店内はそれほど
混んでいない。
ボーイ『唯さん、紗羅さんご指名です。』
《名前たくさん出るとややこしくなるので源氏名はあえて使いません。》
紗羅、唯『はーい!』
ハル先輩はいつも唯とセットで指名してくれる。
紗羅、唯『いらっしゃいませ〜、お隣失礼します』
唯はハル先輩の隣で私はツレの人隣に座った。
ハル先輩の友達はたくさん会った事あるけど
今日の人は見た事ない人だった。
見た目は茶パツにピアスで決して細身というわけではないがスラっとしてて俗に言うイケてるメンズだった。
紗羅『こんばんわ、初めまして、紗羅です!』
男『どーもー!直樹(なおき)でーす!!!』
かなりテンション高めで来るのでビックリした。
ハル『こいつ、後輩の直樹。お前らの一個下だわ』
えー!すいません、未成年なんですけどー(笑)
私らも高校生だし、人のこと言えないけど
田舎ならではのユルさすごいな(笑)
直樹『紗羅ちゃんも一個上???見えねー!』
おい!失礼だぞ、こいつ!なんて思っても言えない
一応お仕事中ですから…
唯の顔から一瞬笑顔が消えたのが見えたけど
気にせず直樹くんの相手をすることにした。
私も唯もこういう年下はあんまり好きじゃない。
上下関係ってやつが結構気になってしまう。
紗羅『一個下ってことは直樹くん高2なの?』
直樹『いや、俺ガッコー行ってねぇから!』
紗羅『じゃぁ、一応社会人なの?』
直樹『そーそー、ハルさんと一緒のとこで鳶してんだわ!紗羅ちゃんは高3なんでしょ?』
紗羅『へぇー、すごいねー、ちゃんと働いてるんだねー(笑)』
直樹『うん、俺偉いの!(笑)でも、やっぱ一個上に見えねーなー紗羅ちゃん!』
紗羅『自分でゆーなー(笑)いや、あたし先輩なんですけどー(笑)』
ハル『そーいえば、紗羅仕事慣れた?』
笑っててもだんだんイライラしてきたのに
気づいたのかハル先輩が会話に入ってくれた。
唯なんか笑ってもなかった(汗)
紗羅『うん、だいぶ慣れましたよー!週末しかお酒は飲まないけど(笑)』
ハル『まぁ、平日は学校あるしな』
それから2時間くらいして2人は帰って行った。
唯『なんだあのガキ』
紗羅『まじ、くそがキー!年下のくせにバカにしすぎ!客じゃなかったら殴ってるね!』
唯『ハルが最近可愛がってるらしいわ』
直樹にさんざんバカにされた私は
完全に疲れ切っていた。
もう会いたくない。
まじ、勘弁。嫌いだ。
過ごしていたある日。
亜里沙『じゃぁ、二人ともバイト頑張ってね!』
紗羅『ありがと!気をつけて帰りなね〜』
唯『ぢゃぁな〜』
いつもの駅で亜里沙と別れて
私と唯はバイトに行く。
唯『今日さ、そういえばハル店来るってよー』
紗羅『へぇーへぇー、そーかい、よかったな〜笑』
唯『いやいや、なんか誰か連れて来るってよ〜』
紗羅『ハル先輩のツレ?出逢いになんねーよ(笑)』
ハルとは唯の彼氏でうちらの地元じゃ有名なやんちゃな先輩でたまにフラ〜っと店に来る。
二人はもう2年くらい付き合ってるせいか
夫婦みたいだ(笑)
おかげさまで私と亜里沙は妹のように
可愛がってもらってる。
ボーイ『いらっしゃいませ〜』
平日の夜ってのもあって店内はそれほど
混んでいない。
ボーイ『唯さん、紗羅さんご指名です。』
《名前たくさん出るとややこしくなるので源氏名はあえて使いません。》
紗羅、唯『はーい!』
ハル先輩はいつも唯とセットで指名してくれる。
紗羅、唯『いらっしゃいませ〜、お隣失礼します』
唯はハル先輩の隣で私はツレの人隣に座った。
ハル先輩の友達はたくさん会った事あるけど
今日の人は見た事ない人だった。
見た目は茶パツにピアスで決して細身というわけではないがスラっとしてて俗に言うイケてるメンズだった。
紗羅『こんばんわ、初めまして、紗羅です!』
男『どーもー!直樹(なおき)でーす!!!』
かなりテンション高めで来るのでビックリした。
ハル『こいつ、後輩の直樹。お前らの一個下だわ』
えー!すいません、未成年なんですけどー(笑)
私らも高校生だし、人のこと言えないけど
田舎ならではのユルさすごいな(笑)
直樹『紗羅ちゃんも一個上???見えねー!』
おい!失礼だぞ、こいつ!なんて思っても言えない
一応お仕事中ですから…
唯の顔から一瞬笑顔が消えたのが見えたけど
気にせず直樹くんの相手をすることにした。
私も唯もこういう年下はあんまり好きじゃない。
上下関係ってやつが結構気になってしまう。
紗羅『一個下ってことは直樹くん高2なの?』
直樹『いや、俺ガッコー行ってねぇから!』
紗羅『じゃぁ、一応社会人なの?』
直樹『そーそー、ハルさんと一緒のとこで鳶してんだわ!紗羅ちゃんは高3なんでしょ?』
紗羅『へぇー、すごいねー、ちゃんと働いてるんだねー(笑)』
直樹『うん、俺偉いの!(笑)でも、やっぱ一個上に見えねーなー紗羅ちゃん!』
紗羅『自分でゆーなー(笑)いや、あたし先輩なんですけどー(笑)』
ハル『そーいえば、紗羅仕事慣れた?』
笑っててもだんだんイライラしてきたのに
気づいたのかハル先輩が会話に入ってくれた。
唯なんか笑ってもなかった(汗)
紗羅『うん、だいぶ慣れましたよー!週末しかお酒は飲まないけど(笑)』
ハル『まぁ、平日は学校あるしな』
それから2時間くらいして2人は帰って行った。
唯『なんだあのガキ』
紗羅『まじ、くそがキー!年下のくせにバカにしすぎ!客じゃなかったら殴ってるね!』
唯『ハルが最近可愛がってるらしいわ』
直樹にさんざんバカにされた私は
完全に疲れ切っていた。
もう会いたくない。
まじ、勘弁。嫌いだ。