マリモ先生に恋したっぽい!
「おおう、……明日は雨か?」




なんて、ふざけた口調に救われる。

まりもってすごいね、
大人だって、思い知る、












まりもが言った通り、まだ私は子供だね


相手を傷付ける事しか出来ない、

それでも…………………………、








私の気持ちをちゃんと告げたい、



『ねぇ、先生』



「んー?」











『好き、………………です、』
























言ってて、急に顔が熱くなる。

恥ずかしくて俯けば……………………、





「…………ばーか、」

少し乱暴に頭を撫でられた。

その意味は分からない、のに……無性に安心できて、



涙腺が緩まないように、下唇を噛む。

「さ、今度のテストで良い点取るためにも勉強頑張ろーな」





『うん!』





「つか、今度のテストで成績良かったら大体推薦枠貰えるらしいぞ」










サラッと、内部事情を暴露したまりも

発した後で「内緒な」なんて言いながら笑ってて、




私は強く決意した。

『私、推薦枠狙う……今度のテスト上位に入る』



「おお、お前なら大丈夫だ」









それともう1つ……………………、


毎日まりもに『好き』って言おう、
卒業したら言えなくなる、
だから、自棄になっては言わない、

心を込めて、ちゃんとまりもに伝えよう





少しでも、まりもに届けばいいな


私の好き、が、少しでも……響けばいいのに











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