マリモ先生に恋したっぽい!
***
【まりもside】
テスト当日、
朝早くに登校してきた生徒を一人、呼び出した。見かけに寄らず真面目
多分、負けず嫌いなんだろう。
必ず前のテストの点より点数を上げてくる、ちょっと変わった奴
ぱっ、と見…………ギャル
でも喋る内に分かった事もある、
この見た目、ギャルのコイツ-湯田綾香は馬鹿が付くほど真っ直ぐで、不器用で、
そして……………………、
「はぁ、…………早く卒業しろよ、」
毎日される、湯田からの告白。
俺に抱きつく手が、微かに緊張して震えている事などとうに気付いていた、
あの『好き』の告白は本物だ、
……だが、世間体で言えば、俺とアイツは……
教師と生徒、
――――……許されねぇだろ、
そして、再度、息を溢した時、
始業のチャイムが校内に鳴り響く。
(…………頑張れよ………………湯田)
【まりもside】
テスト当日、
朝早くに登校してきた生徒を一人、呼び出した。見かけに寄らず真面目
多分、負けず嫌いなんだろう。
必ず前のテストの点より点数を上げてくる、ちょっと変わった奴
ぱっ、と見…………ギャル
でも喋る内に分かった事もある、
この見た目、ギャルのコイツ-湯田綾香は馬鹿が付くほど真っ直ぐで、不器用で、
そして……………………、
「はぁ、…………早く卒業しろよ、」
毎日される、湯田からの告白。
俺に抱きつく手が、微かに緊張して震えている事などとうに気付いていた、
あの『好き』の告白は本物だ、
……だが、世間体で言えば、俺とアイツは……
教師と生徒、
――――……許されねぇだろ、
そして、再度、息を溢した時、
始業のチャイムが校内に鳴り響く。
(…………頑張れよ………………湯田)