マリモ先生に恋したっぽい!

ゲーム






「まりもをからかうネタも増えるし♪



んで、後は堕ちたまりもを振るっつー、どこにでもある健全な遊び」








な、楽しそうじゃね?


なんてテンションマックスで言われ、

最近嘘告流行ってるし楽しそう!というノリでオッケーしてしまった…………












のだが………………………………、


「まりもに嘘告作戦」なんてダサいネーミングセンスはスルーして、

その日から気付けば数日経っていた





改めて考えると…………悩むことが多々あって、

なんかさ?そーいう雰囲気じゃないと、変じゃない?



急に「好きです」なんて言われて、

簡単に靡いてくれるとは……思えない







しかも教師と生徒だしなぁ、ガード固そう


はぁ、っと朝一で溜め息を吐く。

広い廊下には生徒が居らず、私の足音がやけに響いて聞こえた。

てゆーか今日、少し早めに学校来たんだけど…………まさか誰もまだ来てない?




廊下を右に曲がれば階段で、

何も考えずに角を曲がれば………………




『え゛!?ちょっ、……大丈夫!?』


階段の所にて、うつ伏せで倒れている…………白衣を着たまりも。

まさか階段から落ち………………、






と、血の気が引いていく中、



「う゛………………んー……」


苦しそうな呻き声。


「まさか頭打ったの!?ちょっとまりもっ!?」
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