失恋
その他にも、たくさん話しかけた。


話しかけると、毎回返してくれる。


だから嫌われてるわけではないだろうけど、これじゃあただの先輩後輩の関係だ。


もっと近い存在になりたい。



だから私は、できる限り先輩に声をかけたりした。


『今度』一緒に練習しようと言われた日の夜、私は、なかなか眠ることができなかった。

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