失恋
「先輩、今日もお疲れ様ですっ!」

「先輩、足速いの、憧れですっ!」


何度追いかけても、いくら粘っても、私たちの距離は一向に縮まらない。


あの日、声をかけてくれたときから、1度も彼から話しかけて貰ってない。


いつも話すきっかけを作るのは私。
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