失恋
ーキーンコーンカーンコーン…



チャイムがなったけど、お構い無し。


後ろで私を追いかけて来てた優月が言った。



「ねぇ、星莉?落ち込んだって変わらないよ?今から先輩呼んでこようか?」



なんと優月は、先輩を呼んで来ようとした。


「待って!いいよ、迷惑だし。ね?諦めるから」

「でも…」



私は笑って誤魔化した。
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