【完】続・遥くんのキスには逆らえない。
「ほんとに目を見て言える?」

「言えるよそのくらい!」
どこぞやの王道ヒロインみたいに天然ウブじゃないの、私は
そのくらいの演技はできるし。

「そっかぁ、じゃあほんとに気持ちよくないんだね?」

「もちろんです」

クス


何かありそうな含み笑いをした遥。
ん、なんだ?

「んじゃちゃぁーーんと目でべつに普通だったって訴えてね?」

「そんなの簡単だよ」


────数十分後、私は今の言葉をものすごく後悔することになる
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