【完】続・遥くんのキスには逆らえない。
「ちょっと遥。暇なわけないでしょ。あんた今日何しに来たの」


「先輩とイチャイチャするため?」

「バカ!あんたの勉強を私が見るためでしょ!」

若干イラつきながら私が答えるのも無理はない。
だってこいつは正真正銘のバカなのだから。



数日後に中間考査を控えた先日、全然勉強をする素振りを見せない遥に「テスト勉強してる?」と聞いたところ、



「テスト勉強?ぜんぜんしてないよー
美希先輩教えて?」

と可愛くおねだりされてなんやかんやあって、遥が今私の家で勉強している。
< 3 / 29 >

この作品をシェア

pagetop