隣の席の魔法使い。
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黙々と。
誰もいなくなった教室で黙々と1人プリントをする。
穂乃果ちゃんは私より頭がいいのといろいろな男の子に手伝ってもらうという名のプリントをやってもらうをしてさっさとプリントを終わらせた。
岡崎くんはなんだか適当にやってプリントを提出していた。
バカで真面目にプリントをしている私だけ外がすっかり夜になってもプリントが終わらない。
「終わらない。終わらないよー」
全然終わらないプリントを見つめながらため息を漏らす。
あと3枚もある。
みんなは今頃お外でカレー作りだ。
生徒も先生もみんなそっちへ行ってしまっている。
バンッ
扉がいきなり勢いよく開いたので驚いて扉の方を見る。
一体誰ですか。