隣の席の魔法使い。
「???」
あれ?
てっきり青葉くんに朝のことを徹底的に聞かれると思っていたので、無言の圧のみでそれ以上は干渉しようとしない青葉くんの動きに戸惑う。
私が気にしすぎていただけかな?
「あー、あっつ」
夏の炎天下の下ではないとはいえ、ここは熱がこもりにこもった体育館。
そしてそんな熱さMAXの体育館に見事に見合わない長袖体操服の私。
あぁ、それにしても傷を見られないように着替えるのって本当神経使うよね。