隣の席の魔法使い。
俺は今医学生をしている。
西島が救ってくれた命で俺は誰かを救えたらと思った。
もう二度と西島と同じ人生を歩む者がいないようにとも。
俺は医者は医者でも魔法使いに携われる医者になる。
そして西島みたいな人たちを救う。
それが俺の夢だ。
「あ、そうだ。拓真昼飯まだなら一緒に行かない?屋上」
「あぁ、俺も同じこと言おうと思ってた」
「やっぱり屋上は静かでいいよねぇ」
「本当にな」
いつものように女子に囲まれない屋上で昼飯を食べることが決定し俺達が目指すのは購買。
購買で昼飯を買って屋上に行くいつものパターンだ。