隣の席の魔法使い。










そして……






「あーっ、もうっ、わかったよっ。勝手にしろっ」






その真剣な表情はすぐバツの悪そうな表情に変わった。






「けどな!!これだけは覚えとけ!!俺はお前の魔法には大反対だ!!本当のことは言わないにしても俺だって勝手にお前の邪魔してやるからな!!」





ビシッと人差し指を指されて青葉くんが私に宣言する。






「かっ、覚悟しときます……」






そんな青葉くんの勢いに押されながらも私は言葉を出した。




そのぶっきらぼうだけど優しい言葉に胸を温めながら。











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