隣の席の魔法使い。
え……?何?
事の状況を理解できず、ゆっくり瞳を開けるとそこには……
バシッ
「お前は何人前で盛ってんだよ!!」
「いってっ!!何すんだよ!!俊哉!!」
頭を思いっきり青葉くんに叩かれて頭を抱えている岡崎くんとそんな岡崎くんを睨みつける青葉くんの姿があった。
な、何事だ?
「どっ、どーしたの?」
「優香ちゃん!!俺今、優香ちゃんにキスしようとしたら俊哉に叩かれたんだよ!!酷くない!?」
「はぁ!?キッキスぅ!?」
「えぇ!?なんで優香ちゃんが驚いてるの!?」
お互いに噛み合っていないセリフたちに岡崎くんも私も口を大きく開ける。
な、何故そんな流れに……。