隣の席の魔法使い。










「ん……」








昔の嫌な記憶を辿っていると薬が効いてきたのか少しづつ瞼が重くなっていく。







あぁ、せっかく蓋をしていたことなのに何開けてしまってるんだろ。




こんなこと思い出しながら寝るとか絶対悪夢決定じゃん。









「……」







スッ







過去の悪夢を見ることを恐れながらも私はゆっくりと瞳を閉じた。







神様どうか素敵な夢を見させてください。












< 39 / 193 >

この作品をシェア

pagetop