隣の席の魔法使い。
「ちなみに何の魔法使いなの?」
「フフッ、それはねぇ〜」
スッ
穂乃果ちゃんのことを興味津々の様子で見つめる岡崎くんの腕に穂乃果ちゃんが意味深な笑みを浮かべながら触れる。
「あ、岡崎くんっ」
「へ?何?」
やばいと思い岡崎くんの名前を呼んだがもちろん穂乃果ちゃんに触れられている時点でそれはもう時すでに遅しな訳で。
?マークを浮かべる岡崎くんに触れたまま穂乃果ちゃんが魔法を使う。
「へぇ、そんなこと思っているのねぇ。ふふふぅ、へぇ」
ふふふっと楽しそうに穂乃果ちゃんがそんな岡崎くんを見つめて笑う。
あー、読まれちゃってる。