隣の席の魔法使い。





両手の平で男の子の右肩に触れ、意識を男の子の怪我に集中させる。



じわじわゆっくり男の子の出血が止まっていく。



よし。あと少し……




「西島!止めろ!」




だけど後少しの所で彼は現れた。








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