溺愛とはなんでしょう?


それにしても…、未来がモデルかぁ

あの服、似合うな…。


一緒にきた男の存在は、気になる…
でも俺に、もう嫉妬する権利もないか

「令様…茂みにお隠れになられて…どうかなされましたか?」

少し驚きながら佐藤さんが俺の方へ近づく


「…ちょっと、息抜きに…」

「左様でございますか。息抜きの途中、大変申し訳無いのですが…婚約発表が始まりますので、移動をお願いします。」


「はい…」


もう、そんな時間か…

未来は、もう帰っただろうか?

ライトが照らされてる場所から少し離れた場所で待機をしている間、未来を目で探す




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