溺愛とはなんでしょう?
俺たちに気づいてないであろう未来は、カツ丼を美味しそうに食べている。
あんな笑顔…西城に見せんなよ。
今まで感じた事の無い、嫌な気持ちが俺の胸を支配する。
もし未来が西城を好きで、もう既に2人が付き合ってたら俺の未来への想いは、どうしたらいいんだ…。
「健人、俺ってどうすればいいと思う?」
「へ?何が?」
「…未来が西城を好きな場合さ」
答えは、分かってる。
けど…認めたくねぇ