地味子ちゃんの甘々学園生活
「こんな大きな水着屋さん来たことない!すごいねぇ!」


「ここならどんな水着でも売ってるし、見つかるだろ」


「じゃあ店員さんに聞いてくるね」


「おう、じゃあ俺はここで自分の水着見とくわ」


私と如月くんは別行動をしてそれぞれの水着を購入した


買い物を終えていろんなお店を回って、さぁ帰ろうかとなった時


「今日は外食にするか」


「あ、そーだね。もう今から帰ると晩御飯の時間遅くなっちゃうし(*´∀`*)」


「じゃあ俺の親父がやってる店があるんだけどそこにしねぇ??」


「え!?如月くんのお父さんってシェフなの!?」


「お前、知らなかったのかよwwあの如月誠だよ俺の親父」


「えええ!!あの、世界的に有名なΣ(´□`;)」


如月くんがお金持ちなのはだいたい想像がついたけど、まさか如月誠がお父さんだったなんてびっくりだった


だって私が料理を好きになったのがその人のおかげだから


「とりあえず親父の店予約したんだけど、お前その格好とその服はアウトだから買いに行くぞ」


如月くんに手を引っ張られあるお店に入った


「こいつのこと綺麗にしてやってくれ」


そう如月くんがいうと、女の人が2.3人頷き私をカーテンの奥へ連れていった


「え?なになに!?あああああああ!」



みるみる服を剥がされ、カツラも眼鏡も取られてしまった


「お客様……こんな可愛い顔してらっしゃるのに、何であのような格好を…??」


こいつバカなのか??という目を向けられて少し凹んだけど、そのあと色々手伝ってくれたからもう立ち直った!


化粧やヘアアレンジ、ワンピース、靴、アクセサリーまで女の人達が選んでくれて鏡を見るとさっきまでの地味男とは思えないくらい変わっていた


「化粧ってすごいんだ……」


「いえいえ、化粧ではなく元がいいんですよ」


「やっぱり店員さんお世辞が上手ですね(ニコ」


ニコリと笑うとなぜだか店員さんがみんな顔を赤くしてしまった


「さ、さぁ早く如月様にお見せしましょう!」


顔を赤くしながら店員さんは如月くんを呼んできた


「に、似合いすぎ……だろ////」


「あ、ありがと////」


如月くんが顔を赤くするせいでこっちまで移っちゃった//でも如月くんに褒められて嬉しいと感じた



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