地味子ちゃんの甘々学園生活
「ぼ、僕こんな見た目なのに気に入ってくれたの……?」


「なんか、小動物じゃん。俺好きだし小動物」


「そーなんだ!よかった!(ニコ」


「な、んだよそれは反則だろ…」


「え??」


「なんでもねぇよ」


また頭を撫でられた


「俺とりあえず今から寝るわ、荷物の片付けとか適当にしといて」


「あ、わかった!しとくね!」


そう言って届いている荷物の片付けをしていると、電話が鳴った


「もしもし??」


『あ、もしもしー??お母さんだけど。』


「あ、どーしたの??」


『ちょっとね、ベットが不手際で今日届かないのよー』


「え!?そ、それは困る!!」


『ほんとごめんなさいね、明日には届くから今日は寝るところなんとかして欲しいの!ごめんなさい!』


怒ったって仕方ないし、明日届くなら…とわかったと言った


「わかった、ごめんね心配かけて」


『ううん!こちらこそごめんなさいね』


そう言ってお互い電話を切った


「どーしたんだ??」


如月くんが私の様子がおかしいことを判断して話しかけてくれた


「なんか、不手際でベッドが明日届くことになっちゃった…」


「え?じゃあお前今日何で寝んの??」


「ソファあるし、そこで寝ようかなって思ってて」


「別に構わねぇけど、俺と一緒に寝るか??」


「はぇ??」


思わず変な声が出た


「俺のベットでかいし、お前結構小柄だからよゆーじゃね??俺実家では良く猫と寝てたんだよ。ここに来てから1人でしか寝てなかったし、お前小動物みたいだから一緒に寝よーぜ」


すごく言いくるめられた感じは否めないけど、確かにそっちのほうが次の日体痛くなったりすることないしいいかも


「如月くんがいいなら、僕もそれでいいよ!」


「じゃあ今日は夜一緒に寝よーな」


「うん!!」


それから如月くんはベッドで寝て、私は届いた荷物を棚に片付けていた


気づけばもう夕方の17:00


如月くんはまだ寝てるようだし晩御飯の買い物でも行こうかな


確か近くにスーパーがあった記憶がある


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